故宮博物院

天安門をくぐって中に進むと、色彩豊かな端門が見えてくる。さらに奥に進むと、午門に到り、これより先は有料となる。

 

青銅の駒獅子

 

午門をくぐり抜けると、白い大理石で作られた金水橋が見える。この敷地一帯が故宮博物院(紫禁城)であり1987年に世界文化遺産登録されている。  ここの敷地はとにかく広く、72haで奥行き約1kmもある。我々は時間も無いので単にこの敷地中央を南北に縦断するだけしか出来ない。この橋を渡ると太和門、さらに太和殿に到る。ここはベルナルド・ベルトリッチ監督の映画ラストエンペラーで記憶している光景そのものである。

 

魔除けの十二支が並んでいたが、遠くからでは動物の種類を確認する事は出来なかった。

 

金箔の貼られた大きな鉢であったが、金箔は既に剥ぎ取られて、わずかに金色が残るだけ。

 

中和殿

 

太和殿ではひとめ皇帝の玉座を見んとする大勢の人がひしめき合っている。せっかくここまで来たのだから写真ぐらいは撮って帰ろうと私も覗きこんだが、人の頭越しにシャッターを切ることしか出来ず肉眼での確認は出来なかった。

 

 

 

雲龍のレリーフが施された大理石の階段、一般観光客の使用は出来ない。

 

御花園は北の一番外れに位置する。