熱烈歓迎セレモニー

北門(安遠門)では我々のために熱烈歓迎セレモニーが行われる。既に北門の扉の前に時代劇を思わせる兵隊が槍をかざして待ち受けていた。

 

赤いモウセンが城壁内へと引かれており、立派な大きな門が兵隊により押し開かれると奇抜い時代衣装をまとった男女が数十人並んでこちらへ向かってゆっくりと進んで来た。この演出にはちょっと驚かされた。

 

 

門を入ると、1人1人に記念の鍵と通關文牒(つうかんもんちょう)の手渡しが行われて城壁内へと招かれた。西安歓迎のセレモニーはそれだけではなく、続いて歓迎の踊りが披露された。

 

通關文牒(つうかんもんちょう)

 

 

 

日は暮れ始め、ぼんぼりに明りが灯り、この一角だけはタイムスリップしたような錯覚に陥ってしまう。時間にして10分程では有ったが十分に楽しませてもらった。

 

 

余韻を残して城壁上部に作られた立派な城楼を見学した。城楼の中は土産品売り場に成っており特に見るようなものは無かった。城壁は輪郭に沿って照明が設けられ、その明りが一段と美しくなってきた。