豫園

南京東路から約1.5qほど南下した処に豫園は有り、周辺の道路は大変混雑している。更に豫園に近づくに従って人出が多くなり、ここが豫園商場と言う商店街である。変わった形(中国式)の建物が密集しており、それと並んで朱塗りの壁に大きく反り上がった屋根の湖心亭が小さな池の真ん中に建っている。更に、この池沿いに細い路地を歩くとやっと豫園の入り口に来た。

 

豫園は明の時代に作られた400年以上の歴史を持つ中国江南を代表する庭園で、「豫」は愉を指し、豫園はすなわち「楽しい園」という意味である。

 

入った門を振り返ると瓦の上に釣りをしているお爺さんの像と猿を引連れた人の像とが配置されているのに気が付いた。

 

 

園内に配置された幾つもの御堂を入り組んだ細い通路が結んでおり、その区画毎に変わった形にくり抜かれた壁で通路が仕切られたいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奇石奇岩が配置された池を中心にした幾つものこじんまりとした庭が造られている。

 

更に、壁の上端部を龍がはい廻っているのも豫園の特徴となっている。

 

 

 

 

 

かなり興味を引かれたのは屋根の棟に龍の尻尾のような物が天を向いて高々と配されている様子であった。