カイロの人々 

最近の海外旅行では単に珍しいものを見るだけではなく、現地の人との触れ合いも大切に考えいるのだが、今回は銃を持ったセキュリティーの人が観光バスの中に乗り込み、外に出る時にも私達の安全を守るために一緒に行動している状態であり、単独での行動はしていないので少し物足りなさを感じる。

 

今日は最終日で、ホテル出発の時間は遅かったの外に出でその辺を探索することにした。

 

大きな通りに出て行き交う人々をウォッチングしながら気付かれないように望遠で撮影してみた。

 

 

 

 

 

 

ホテルに隣接した通りを歩くと喫茶店が有り、店の外で数名の男性が水タバコを吸いながら語らっているのが目に止まった。そこにいた客も私に気付き手招きをするので少し怖い気がしたが近寄ってみた。

 

近くで顔を見ると皆陽気な表情をしているので安心して、一つ覚えの言葉で「サバーハ・ヘール」と挨拶すると、空いていた椅子を指さしてここに座れと言われた。こちらも英語は下手だが、エジプト人の英語も聞き取り難い人とそうでない人といる。あごひげを生やした男性の発音が比較的理解しやすく、彼を通して色々話をした。隣にいた男性が水タバコを吸ってみろとパイプを差し出してくれたが私はタバコが嫌いなので吸わなかったが、せっかくのチャンスなのであごひげの男性にカメラを渡して写真を撮ってもらった。こんな時デジカメは大変役に立ち、今撮った写真をモニターに映してみせると会話が弾み、自分達も撮ってくれと言うので撮して見せてあげた。エジプトは治安が悪いとのことで1人で行動することもなく現地の人との触れ合いの機会は全くなかったのだが、旅の最終日にこの様な経験が出来、エジプト人にも親しみが持てたし大変有意義な時間が過ごせた。