市内の交通

インドの道路状況は悪く、一応舗装されてはいるのだが、暑さでアスファルトが溶けて凹凸の起伏が多く、その上バスのクッションも効きが悪いのでやたらと揺れる。バスの中でメモを取ることが非常に困難な状況である。

 

時には道路を牛がゆっくり横断していて渋滞したりする。不思議なことに、車や人がもたもた横断していたらけたたましい警笛が響くのに、牛の横断に対しては静かに待っているのだ。

 

アグラー市内に入ると、かなり薄汚い街であり牛と人とが一つ屋根の下に同居していたり、路上にゴミが散乱してる。これほどの不衛生な場所を目にするのは初めてである。タイも中国ももっとましな生活をしていたと思う。