考古学博物館

サルナートに到着し、遺跡公園と道路を隔てて南側に位置する考古学博物館を見学する事になる。ここはカメラの持ち込みが禁止されているので、バスに置いて行く事にした。柵を入って直ぐの中庭は大きな噴水の設置工事と周辺整備が行われている。こんな状態では大した展示品は無いだろうと思いながら建物の中に入ったが、意に反してなかなか立派な仏像が数多く展示されていた。

 

 
入り口近くにはインド100Rs紙幣の裏面に大きくにデザインされているライオン像が展示されていて、現地ガイドが詳しく説明してくれた。紀元前3世紀頃の作品で、遺跡公園に有るアショカ王柱の頭丁部に有ったものだそうだ。4頭のライオンが四方を向いて配置され、そのライオンの台座部分には馬と象がデザインされておりインドの国章となっている象徴的な像である。