リクシャで散策

ホテルの前に止まっていたリクシャ(自転車で引っ張る人力車)に乗って散策に出発した。
最初に値段交渉した時には目的地まで二人で5Rsと言うのであまりにもの安さに耳を疑った。 どれくらいの距離を走るのか知らないが、これがインドの本当の物価なら今まで買った土産の値段は観光客対応の値段にしか思えない。年寄りのこぎ手だったが大人二人を乗せても軽々と進んで行く。小走り程度の速度と解放された視界なので今までバスの中から見えなかった景色や街の臭い、人の声などが聞こえてきて新鮮な感動をえることが出来た。道路を横断するときは車のクラクションにあおられて怖い思いをした。

 

牛の糞が貼り付けられた塀

 

リクシャを降りたついでに街の風景を写真に納めようと少し歩いていたら、近所の子供達が寄ってきたので写真を撮り、液晶画面に再生して見せると映し出される自分たちの姿に興味を示した。何かくれという仕草をしているので、数個のキャンディーを一番小さな子供にあげると他の子供が奪うように掴み去った。ここまで貧しい生活を送っているのだろうか少し哀れに思えてくる。