ゴンドラ遊覧 

ゴンドラは全て黒色に統一されており、長さも11.5mで定員5〜6名の規定がされている。

 

我々14人は3隻に分乗する事になり、私は先頭のゴンドラに乗船した。

 

狭い水路を自由に小回り出来るのはゴンドラの船底が平らな形になっているからだ。

 

ゴンドラの漕ぎ手は船の重心位置にかなり神経質になっており、写真を撮ろうと動き回る私を注意した。

 

 

 

 

 

 

真中のゴンドラにはアコーディオン演奏者とカンツォーネ歌手が同船した。料金は58,000リラ(約3,000円)と少し高いと思ったが、カンツォーネを聞きながら静かな水路を巡りだすと何とも言えないのどかな、そして今まさに自分がベニスにを訪れているのだと言う実感に浸る事ができ、こんな経験は多少のお金を費やしても十分価値あるものと思えた。バンド付きのゴンドラは我々のグループ以外には見当たらなく、橋の上から物珍しく眺める観光客が沢山いた。

 

なかなかの声量の持ち主でプロ級