国立慶州博物館 

 
博物館に到着すると、今までの観光地とは違って大勢の観光客で賑わっていた。特に、地元の小学生が団体で見学に訪れている。大声を出して走り回っている子供もいれば、熱心にメモを採っている子供もいる。館内は撮影が禁止されていたのでその内容を示すことはできないが、それほど感心する様な展示品は目にしなかった。

 

 

 

 
敷地内には、聖徳大王神大鐘と言う大きな釣り鐘が置かれていた。国内最古の鐘で、美しい音色がする為の工夫が3箇所にされていた。一つは、釣り鐘の真下の地面に設けられた半球形の窪み、二つ目は釣り鐘の縁の形状、三つ目は実際に見ることは出来なかったが釣り鐘の上部に設けられた開口である。余りにも大きな鐘の為、上半部と下半部とを別々に作って繋ぎ合わせている。

 

 
実際の音を聞くことは出来なかったので本当に美しい響きが出るのかは分からない。