ハヌマン・ドカとハヌマン像

17〜18世紀のマッラ王朝時代に完成され、現国王の祖父トリブバン王の時代まで王家が暮らしていた。ネワール族の建築・装飾美術の粋がここにある。敷地内には、タレジュ寺院のほか、寺院が7つと塔が4つあり、また中庭がいくつもある。また、一部は博物館(トリブバン記念博物館)になっている。

 

ハヌマン・ドカの王宮入り口左横にある赤い布をかぶせられた猿神。ハヌマン像はインド古代史ラーマーヤナに英雄として登場する猿王に由来する。ドカとは、ネパール語で玄関の意味。このハヌマン像は、ジャヤ・プラタプ・マッラ王によって1672年に作られた。