魏晋壁画墓 

 
何にもない荒れ地の真ん中にぽつんと小屋が建っているのが見えた。ここが魏晋壁画墓である。観光客は私たち以外には中国人の観光客が一組来ているだけ。いかに人気の無い所であるかが分かる。人気がないと言うよりは一般の観光コースに入っていない様な所なのである。ここも先に見た丁家閘古墓と同じ様な古墳であり、一度に全員は入れないので2班に分かれて見学する事になった。

 

 

 

 
中は暗く懐中電灯持参でないと良く鑑賞できない。ここの説明員が裸電球を手に持って壁面を照らしながら説明してくれた。先に見た丁家閘古墓の壁画より鮮明で色彩も残っている。絵の内容はほとんど同じで被葬者の生前の生活を描いたものが多い。1,600年以上に描かれたものとしては良く保存されている。