ワット・プラ・スリ・サンペット 

世界遺産に登録されている事もあってか、大きな敷地全体が柵で囲まれ入場料を払はないと中に入れない。

 

 

 

古びて崩れ落ちた煉瓦の壁があちこちに点在する中に、巨大な3基の仏塔が姿を見せる。全体像を写そうと柵のギリギリまで下がってみたがこれがやっとであった。かなり広角のレンズを必要とする。

 

これだけの観光地なのに人影はまばら。タイを訪れる観光客は多いのにいったい何処を観光しているのか不思議にも思われる。

 

 

 

 

3基の大きな仏塔を取り囲む周囲の小さな仏塔や頭部の無い座仏。

 

 

 

 

 

 

煉瓦塀などは全く修復や保存対策が施されていない。この国では地震は無いと聞いたが、このままだと次第に風化して崩れさるだろうに。
文化財保存に投資する予算が無いのか単なる思想の違いなのかは分からないが、日本のように馬鹿高い拝観料や入場料を採って迄維持する様な事はどこもしていないし、この様な遺跡を訪れる観光客も少ない。

 

2匹のやせこけた野良犬が死んだように寝そべっていたのが印象に残る。日本から持ってきた煎餅を与えたら、門を出るまで付きまとって来た。