ワット・ヤイチャイ・モンコル 

本堂に上がり拝観したが、やたらまばゆい金箔の仏像や仏具類が多く、厳格さは感じられなかった。

 

 

これは精巧に作られたロウ人形。毛穴まで再現されている。

 

 

日本の十二支に相当する仏像が並ぶ。

 

 

 

 

 

 

中央の大仏塔へは急勾配の階段で登ることが出来る。この階段は“天国への階段”と称するとの事。
階段を上りきって更に仏塔を囲む煉瓦塀の上迄登って見ると、この寺院全体の配置が良く見渡せる。


 

仏塔前面の2つの大きな座仏もここからは見下げる事が出来、また違った趣が有る。
天上から下界を見おろす様を称して、“天国への階段”と呼ぶのかどうかは分からないが、ちょっとの間であったが私はそんな気分に浸る事が出来た。

 

 

 

 

 

 

ワット・プラ・シー・サンペットの仏塔より更に大きく見える仏塔(高さ72m)を中心に両側に小さな仏塔を構え、その小さな仏塔全面に大きな座仏が配置されている。これら全部を囲む四角い煉瓦塀の内側に沿ってぎっしりと小さな座仏167体が取り囲んでいる。

 

 





 

 

 

この境内には10mの寝釈迦仏がある。先に訪れたワット・ロカ・ヤスターの寝釈迦仏の大きさには及ばないしそれほどの感動は受けない。
拝観する人が多く手足や頬の所々に金箔が張り付けられている。清掃が良くされているため、顔の表情も良く読みとれ、白色と薄衣の黄色のコントラストがひときわ目立つ。表情もワット・ロカ・ヤスターの様なふざけた笑みは無く仏らしい温和な笑みである。