カルタ・ミナル 

これが私の憧れてきた風景の一つに間違いない。雲一つなく何処までも青い空、大きな煙突を思わせる青いタイルで覆われた未完成のカルタ・ミナレット。カメラのレンズで切り取った画像を確認して自分ながら満足の感嘆をあげてしまった。なにも写真の腕が良いわけではなく、誰が撮ってもこの被写体なら間違いなく素晴らしい写真が撮れているだろう。

 

カルタ・ミナルは、ここから400km離れたブハラの町を見張る目的で建造が進められたが26mの高さで中断されたそうである。基礎部の直径が14.2m有る事から、本来は70m〜80mの高さになったと想像さている。直ぐ近くに寄って見上げてみるとその巨大さと、タイルの色彩の美しさに魅了される。