漓江下り その2 

 
このまま座っていたのでは写真を撮り逃してしまうので席を立ち前のデッキに出た。コートは脱いでいたが切る風は心地よく全く寒さは感じない。冠岩の直ぐ近くまで来ると麓に全長12kmに渡る洞窟がぽっかりと口を開けている。この中は鍾乳洞になっているそうだ。

 

 
10:20冠岩を過ぎると川は右に大きく曲がっていてその左前方に奇岩がそびえて見える。綉山彩画(しゅうざんさいが)と呼ばれるところで五色の糸で模様を刺繍した様な岩肌を持つ山を例えている。

 

中州では漁船と漁の準備をする漁師の姿が見える。もうここまで来ると目まぐるしく風景が変化し、少し足り共目が離せない。

 

右への湾曲を過ぎると今度は左へと川は蛇行して流れる。

 

 
川と共に生きる人々にとって欠かない交通手段の竹筏に乗り魚釣りをしている人々を見かける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
10:30船の後尾は厨房になっていて昼食の準備に忙しいコックの姿が各観光船で見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
10:37緑の竹やぶに囲まれた桃源村の近くに差し掛かった。ここは毎年、三月頃になると桃の花が咲き誇るそうだ。

 

 
10:39今度は川が左に曲がり始めると前方右手に竹の子に似た変わった山が見えてきた。もう出港してから1時間が過ぎているのでこの付近は楊堤なんだろうか。