漓江下り その3 

 

 

 

 

 
直ぐに右手に「楊堤」の語源になっている「羊の蹄」の様な奇峰が見えてきた。ここから見ると「鬼の頭に生えた角」と言う表現の方がぴったりかもしれない。

 

 
何気なく振り返ると奇峰の重なり合う山水画のような風景が広がっていた。船の進行と共に前の景色も後ろの景色も目まぐるしく変化し、まるで水墨の絵巻の中を遊覧しているような気がする。3度目の中国旅行にして初めて自然の地形の素晴らしさを知る事が出来た。

 

 
10:47「羊の蹄」の近くに船が差し掛かると風変わりな作りの少数民族の民家が見えてきた。間違いなくここが楊堤(ようてい)と呼ばれる村である。

 

 

 

 
ハイライトは楊堤から始まると聞いていたが、今までも充分に素晴らしい光景を目にしたがそれ以上に素晴らしい景色が見られるのだろうかと思っていると1分も経たない内に更に素晴らしい風景が広がった。

 

 
竹筏に鵜を乗せた漁師の姿も見られる。

 

 

 

 

 

 

 

 
変わった所では鍾乳石の露出した岩肌を持つ奇岩が見られる。