樹正瀑布 

 
老虎海を過ぎると川の流れがまた荒々しくなってきた。

 

 
この感じではまた滝でもあるのかなと思っていると、先ほど見てきた珍珠灘瀑布を少し小さくしたような滝が現れた。

 

 
ここは樹正瀑布と呼ばれる所である。

 

 
趣は少し異なり、苔むした岩の間を縫うように流れる滝は中国の山水画そのものの風景だ。

 

 

 

 

 

 
この滝の下流も見飽きない変化に富んだ景観が続く。日本の奥入瀬などは比べものにならない。

 

 

 

 

 

 

 

 
この景観はこの遊歩道を歩かなくては見る事が出来ない。

 

 

 

 
トータルで20分位歩いた所に水車小屋があった。

 

 

 

 

 

 
水車と言っても私たちが日本で良く目にする形とはかなり異なり、小屋の底から伸びた軸に風車の様な羽根車が付いてそれが川の水面に触れている。水車小屋の中は見られないのでどの程度の回転力が得られているのかは不明である。

 

 
また、水車小屋の隣には巨大なマニ車が置かれているのだが、この下をよく見ると川の流れを利用して回すための羽根車が見えたが全く回ってはいなかった。こんなものまで水力で回す必要は無いと思うのだが単なる観光用に作られたものなのか?