モハメッド・アリ・モスクの内部 

靴を脱いで中に入るとその作りは数ヶ月前にトルコで見たブルーモスクと同じで、規模はそれよりも小さく特に感動することもない。

 

その時代の繁栄を現すために豪華な飾りを施したそうだがどうせならトルコの真似などせずエジプト独自の装飾をして欲しかったと思う。

  

 

中心の大きなドームの周りを4つの半ドームが囲み、その間に予言者モハメッドと後継者の名前がアラビア語で書かれているのもブルーモスクと同じだ。

 

 

 

絨毯の上に円陣を組み座って現地ガイドからイスラム教の戒律についての説明を受けたが、その内容は当然の事ながらトルコ旅行で聞いたものと同じで参考になる話は無かった。ただ、ここでもタリバンの話が出てきてあれはイスラム教徒では無いと批判していたのが印象的だった。

 

 

 

メッカの方向を示す場所に大理石と木製の説教檀が置かれている。説教檀は週に一回、金曜日の昼間の公式礼拝の時だけ使われる。1849年モハメッド・アリが亡くなった後、遺体は銅で出来てる部屋の中に納められた。この部屋には大理石の綺麗な廟が入っているそうだが見ることは出来ない。