第3塔門から第5塔門


第3塔門から第3中庭 

第3塔門も半分以上崩れて下部の一部しか残っていない。第3塔門を出ると小さな第3中庭に出る。ここには第18王朝時代にトトメス1世が建てた高さ24mの2本のオベリスクが立っていたが今は1本だけしか残っていない。残存するオベリスクはアスワンの石切場で切り出された花崗岩の1枚岩で作られたもので、表面には王の名前が入っているカルトゥーシュが彫られている。

 

他の宗教的な話も象形文字で書かれている。2本目は倒れてしまい、台座と下部の一部は隣に置かれている。

 

 

 


第4塔門から第5塔門

第4塔門を抜けたところに3450年前にハトシェフスト女王が建てさせた、高さ31mの世界最大のオベリスクが立っている。当時は2本建っていたが2030年前の地震で1本倒れた。その倒れた上部は「聖なる池」の隣に横たえて置かれている。

 

 

両手にアンクを握り締めた倒れた石像