聖なる池の前 

聖なる池は第18王朝時代に神官達が身体を清める為に作らせた。今は地下水だが昔はナイル川に繋がっていたと考えられている。

 

池の西側には先ほど第4塔門を出た所で見たオベリスクの倒れた方の上部が横たえてある。

 

オベリスクの外側には女王の姿や、神様の姿が綺麗に彫られている。

 

また花崗岩で作られた聖なる虫、スカラベ(フン転がし)の像が置かれている。元々は西岸の神殿に有ったが破壊されたのでここに持ってきたとのこと。この像の周りを7回廻ると、どんな願いも叶うと言い伝えられていると現地ガイドが説明すると真に受けて廻っているツアーメンバーもいた。
スカラベは昔ケブル神と言われ、死者復活の時手伝ってくれる神様の1人として崇拝された。このケブル神はお墓の中に入るとよく壁画に描かれている。ツタンカーメンのカルトゥーシュの真ん中にもスカラベが一つの文字として入っている。文字の意味としては、出たばかりの太陽を現している。

 

更に、池の西側には修復中である第7塔門から第10塔門が見られる。

 

第7塔門の壁面に書かれたレリーフ