至聖所 

更に奥に進むと天井のある部屋、至聖所に突き当たる。その壁面には3320年前のアレキサンダー大王時代に描かれたレリーフが残っている。

 

信仰の祭りの場面が描かれたレリーフで、神官達は長いスカートをはいて、黄金の像が入っている船を担いでルクソール神殿に向かっている場面が見られる。

 

一番上の方を見ると、王が2人の神様の間に立って頭に香水を掛けられている場面や、王の頭に冠を被せている場面などがある。

 

 

更に右側には、椅子の上に座っているアメン神の前に王が座り、アメン神の後ろに王妃が膝の間に子供を抱いて座っている場面が描かれている。

 

至聖所の前にはエジプトの象徴であるパピルスの花が彫刻された綺麗な柱が残っている。