慶州チョースンホテル 

 
慶州チョースンホテルは、備え付けのプールも有る大きな美しいホテルである。

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 
夕食を済ませて部屋に戻る途中、バーから美しい歌声が聞こえてきた。この生演奏はバーの外からも見える状態だったので、直ぐ近く迄寄って聞き入っていまった。日本のダ・カーポの様な高いキーの澄んだ声で、男女の息もぴったり合っている素晴らしいハーモニーであった。一曲が終わったので思わず拍手したら、バーの中にはお客は一人も居らず私の拍手だけが響き、演奏の二人からは思わぬ拍手に「カムサ・ハムニダ」(有り難う御座います)と礼を言われた。私も軽く頭を下げてその場を立ち去った。こんなに素敵な演奏と歌声を私以外には誰も聞いていないかったのは彼らにとっては物足りなかったと思うが、客が居ようが居まいが一曲歌って幾らの契約でそんなことは気にしていないのかもしれないが。

 

 
朝食を終えるとホテル西方向にある公園を少し散歩することにした。このホテルは大きな公園のなかに建っているようなロケーションであり、近くには中国や台湾で目にした六角屋根の五重塔が建っていた。

 

 

 

 

 

 
観光客は誰一人として居らず、土産品店もしまっていた。