白塔山公園 

 

 

 

 

 
白塔山公園に登るロープウェイ乗り場に到着した。予定ではバスで中山橋(黄河に架かる最も上流の橋、長さ233m、幅7.5mで昔は黄河鉄橋と呼ばれていた)を渡り、山麓から歩いて登るはずだったがこの山中橋が工事中の為、ロープウェイを利用する事になった。

 

 
ロープウェイは3台が隣接して繋がっており、乗る時には停止せずそのままタイミングを合わせて乗り込まなければならない。

 

 

 

 
黄河に架かる中山橋が見える。

 

 

 

 
イスラム教のモスクが見える。

 

 
ロープーウェイを降りても山頂までは未だ少し登らなければならない。途中には楼閣や景色の良い所があり休憩しながら15分ほど登るとやっと白塔が見える山頂に達した。

 

 

 

 
太鼓を乗せた白い象の置物(本物は象の皮で作った太鼓だったが明の時代に壊れたのでここにあるのはイミテーション)が有るだけでこれといって見るものはなかった。

 

 

 

 
標高1,700mの山頂に建つ7層8面の白塔は、チベットからチンギス・ハンのもとに遣わされたラマ僧がこの場所で病死したのでその供養の為に建てられたもので今では蘭州のシンボルになっている。元の時代に建立されたが地震で倒れたので明の時代に作り直されている。

 

 
昔は白かったそうだが今は風化して黄色い。17mの白塔を囲む柵の柱にはチベットで見かけた白いシルクで作られたタカが幾つも結ばれていた。チベットから訪れる信者が残していったものだろう。

 

 

 

 
観光を終わり、来た時と違う道を降りたら綺麗な山門の前に出た。この他にも白塔山の麓には沢山のお寺が点在していた。