交河故城 

 
交河故城の大きな駐車場に到着した。

 

 
ここは二つの川が交わる、南北1,650m、東西300m、総面積250,000uの細長い軍艦状の地形に造られた城址遺跡である。

 

 
最初に陳列館に立ち寄ると、かなり精密に造られた模型が置かれていた。台地を掘り下げる様にして町全体が造られている。

 

 
城門は南門と東門の二箇所残り、南部は住宅跡、北部は墓地が広がっている。一番盛んな唐の時代には1万人住んでいたそうだ。これを全部廻る時間はないので大佛寺の所まで行ってみる事になった。

 

 
外は日差しが強くおそらく40℃は超えている。バンダナを帽子に挟んで垂らし、後頭部の直射日光を防いでから歩く事にした。「交河故城」の大きな看板が出でいる南門からメインの通りを真っ直ぐ進むと、ほとんどが崩れかけて元の形など全く分からない奇妙な形の遺跡が沢山見られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
このまま通りを突き進むと前方に少しはましな形をした四角い塔が見えてきた。

 

 
ここは佛塔の跡で3ヶ国語(ウイグル語、中国語、英語)で解説した石版が置かれている。

 

 
更に進と高い壁に四方を囲まれた所が有り、その囲いの中に入ると座仏像の一部が残っているのが見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 
井戸の跡

 

 

 

 

 

 
歩道はきちんと整備されている。

 

 
帰りは断崖に沿った西側の道を歩くと素晴らしい景観が現れた。この30mの絶壁に囲まれた谷間は昔は川だった所。