ワット・アルン(暁の寺院) 

チャオプラヤ川を少し上流に戻ると左手にワット・アルンが見えてきた。

 

寺院中央にそびえるプラプラン・チェディは高さ97mの白い仏塔で表面は中国から取り寄せた色とりどりの陶器片で綺麗な模様がデザインされているのだが、遊覧船からは全く見えないのが残念だ。

 

三島由紀夫の小説「暁の寺」のモチーフになった寺院で、極彩色の陶片を埋め込んだ仏塔が暁の光に輝くのが美しいと言うが今回のツアーではそれを観光する事は出来ない。

 

尖塔は、インドのカイラーサ山をかたどったともいわれ、塔の上から対岸を望むとワット・ポーが見えるらしい。現在、工事中で塔に登れないので水上から眺めるだけになる。