グレコローマン博物館 

博物館の玄関

 

ワニのミイラ
2000年以上前に作られたワニのミイラである。昔しワニは南エジプトのアスワン辺りに沢山いた。古代エジプト人はワニを神様にしていたので、アスワンの北にあるコム・オンボと言うところにワニのために大きな神殿が造られた。神官達が神殿で飼っていたワニが死ぬとミイラにしたのでワニのミイラは沢山残ってる。ここのミイラは保存状態が良く歯が残っている。

  

ミイラの入った人型棺



 

アレキサンダー大王の頭部像
大理石で作られたアレキサンダー大王頭部像である。アレキサンダー大王の顔つきをハッキリ表している像はこれしか残っていない。アレキサンダー大王は紀元前356年にギリシャの北のマクドニアで生まれて、お父さんが亡くなった後王として即位した。若くしてギリシャを統治してトルコやエジプトにも入り統治した。エジプトを訪れたとき、ギリシャに一番近いところに新しい都を作ろうと考えアレキサンドリアを作った。34歳の時マラリアにかって亡くなったが、遺体は何処に納められたかハッキリしていない。

 

 

クレオパトラ7世の頭部像
世界で最も美人だったと言われているクレオパトラだが、その姿を示すものはこの大理石で作られた頭部像だけである。70年代に海に沈んだ彼女の宮殿から発見されたもので浸食によりかなり傷んでいる。

 

 

セラミス像
ギリシャ人の好きな姿(5つの前髪、口ヒゲ)の老人像で崇拝された。

 

ボールを持つの像
カイロの北のデルタ地帯ベネハで発見された。スポーツ大会でシンボルとして使われたと言われている像。

 

アフロディーテ像

 

 

  

棺のバスタ
元々はミイラを納める棺として作られた物だが中に穴を開けてバスタブとして使われた物。

 

棺のバスタブ

 

テナガラ像
ギリシャのテナガラと言う町で始めて作られた小さな像である。亡くなった人のミイラと一緒にお墓に埋められた。あの世でその人の願い事を叶えてくれる召し使いを表したものと考えられている。ギリシャ人は女性の召し使いが好きだったのでほとんどは女性の像である。