ミイラの入った人型棺
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末期王朝時代に作られもので、棺に描かれた顔から女性が入っていると思われていたが、X線で調べたところ子供のミイラが入っている事が分かった。母親が自分のために用意した棺だったが、子供が急に亡くなったのでこの中に納めたと考えられている。棺の外側には宗教的な模様が描かれている。イシス神とかオシリス神等が描かれている。 |
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この隣もう一つの人型棺があり、翼を広げた太陽の円盤の形やスカラベ、複数の神様が描かれている。 |
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更にその隣には1800年前に作られた珍しいミイラが置かれてる。グレコローマン支配時代の終わり頃になると包帯で巻かれたミイラの顔にはマスクの替わりにその人の油絵を描く習慣が有った。ミイラを作ってからあの世で食事が出来るようにと口を開かせる最後の儀式が有ったので、この絵の顔も口を少し開いて描かれている。 |
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顔の崩れたミイラ |
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隼、猿、ジャッカル、人の頭部をデザインした蓋を持つカノープスが置かれている。 |
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カノープスの置かれた上に、金色のマスクが被された小さな子供のミイラが展示してある。 |