考古学博物館の2階へご案内 

ツタンカーメンの厨子

 

黄金のマスク

 

黄金の棺

 

その他装飾品
黄金のマスクを展示したケースの周囲には黄金の棺やツタンカーメンの使用していた黄金のネックレス等見るべき展示品が沢山並んでいる。

 

 

カノープス

 

上半身のマネキン
ツタンカーメンの衣装合わせの上半身マネキン。18歳位の顔つきでツタンカーメンが亡くなる少し前に作られたと考えられている。その近くに3350年前の衣装か展示されている。

 

儀式用寝台

 

アヌビス神が乗った厨子
山犬の頭で表されたアヌビス神(ミイラ作りの神様として崇拝された)の像が乗った木製金張りの厨子。ミイラと一緒にお墓に入れられていた。


ブーメラン
ツタンカーメン王が使ったブーメラン。動物の骨で作られた物や、綺麗に飾られた物、王の名前がカルトゥーシュに書かれた物もある。

 

 

ウシャブティ
亡くなった人の願いを叶えてくれる像としてミイラと一緒にお墓に入れられた。ツタンカーメンのお墓の中から400体程この様な小さなウシャブティ像が発見された。全部ミイラの形で作られている。身体の外側にツタンカーメンの名前がカルトゥーシュに書かれている。

 

カルシゥーシュの形で出来ている箱
四角い箱の蓋部に長円形のカルトゥーシュが形取られた板が乗せられ、その中に象形文字の一つずつが立体として作られ乗せてある。

 


王が3350年前によく手に握っていた杖。手で握るところは縛られている姿の敵が描かれている。これは王の支配下に入っている事を表している。肌が黒いのはヌビア系の人。白い人はヒッタイト民族の人。下部は象牙で出来ている。

 

ゲーム
若いツタンカーメンはゲームが好きであった。暇な時にはこのチェスに似たセネット・ゲームをよくしていた。遊び方については良く分かっていない。

 

ゲーム

 

黄金の玉座
あの世でまた使うと思ってミイラと一緒にお墓に入れられていた。足の所に聖なる雌ライオンの頭が付けられている。椅子の足はライオンの足、背板にはツタンカーメンと王妃の綺麗な姿が描かれている。特別な冠を被り2人とも銀の服を着ている。当時は金は良く採られたので銀の方が価値が高かった。2人の上に腕を伸ばす太陽円盤の形をしたアテン神が描かれている。王妃は左手に香水の入ったお皿を持って、右手でその香水を王の肩に塗っている。2人とも一足のスリッパを片方ずつ履いているが、当時はそうする習慣があったそうだ。ツタンカーメンは15歳か16歳で結婚したと言われている。

 

番人の像
お墓を守ってくれる番人の像で、玄室と前室の間の日干しレンガの壁に向かい合わせに置かれていた。首飾りをして、頭に被り物をして、左手に杖を持ち、右手に斧を持ち、サンダルを履いて立っている。